超優秀な電池持ち!AQUOSケータイ2総待受け時間の検証結果 - 適宜覚書-Fragments

超優秀な電池持ち!AQUOSケータイ2総待受け時間の検証結果

   

電池持ち凄いよ!

スマホは電池持ちが良い機体でも充電無しでは1日強持つか持たないかで、こまめに充電するか別途モバイルバッテリーを持ち歩くのが常と思います。一方、ガラケーはスマホに比べものにならない程の電池持ちを誇り、一旦充電したら1週間は余裕、使い方次第ではそれどころではないくらい待受けが出来ました。

さて、今回主題としていますAQUOSケータイ2はガラホ、つまりAndroidをベースとしたガラケー的な携帯電話です。見掛けはガラケーですが、どの程度持つのでしょう?メーカやキャリアでは一週間は持つという宣伝をしています。それって本当でしょうか?メーカやキャリアは売りたいわけだから数字を盛っているかもしれませんね。

かといって、口コミがあてになるかと言えばそうでもありません。何故なら、利用者の使用環境、運用状況が不明確だからです。使い方によっては極端に短くもなるし、長くもなります。期待値が高い人が短くなるような使い方をして「持たないよ」と思い込む場合もありますし、機種の特徴を理解してそれにあった使い方をしていれば「意外と長く持つよー」という回答になります。

そこで実際に筆者が検証した結果、検証時の設定・利用前提と合わせ記載します。

前もって言っておきます。ガラケーには残念ながら及びませんが、ガラホとしては超優秀な部類であると結論付けられます

動作確認前提

  • Softbank版AQUOSケータイ2 601SHで確認(602SHも多分同じだけど確認環境なし)
  • 通話待受けのみ
  • 期間中の通話累計:30分程度
  • アプリの操作無し(電池アプリ確認とスクリーンショット取得、SMS確認のみ)
  • 通話以外のオープン無し

ここは非常に重要な部分なので強調して書いています。アプリを操作したり、通話時間が長くなれば覿面に電池消費量は激しく増えます。もし、そういう利用の仕方がメインで電池持ちが悪いと感じるなら、使い方の問題です。Androidスマホと同じ使い方をすれば、当然それに見合う消費をします。AQUOSケータイ2の1800mAhのバッテリーを搭載しており、ガラホとしては大きい方ですがスマホは3000-5000mAhであの体たらくなのです。

筆者の場合、AQUOSケータイ2は通話待受け専用であり、アプリの利用などデータ通信は別のスマホに任せている所謂2台持ちです。

正直AQUOSケータイ2の低解像度の画面、操作性でAndroid用アプリを使うのは好事家の趣味領域で、実用に耐えるものと考えていません。組み込みアプリもAndroidスマホでアプリを使用出来るのに検証以外でわざわざ使うということはありません。

前提が違う使い方と比較することは無意味ということは繰り返ししつこく念押ししておきます。筆者のAQUOSケータイ2は然程弄りこんでいる訳ではないので、同じ設定、使用状態であれば同じような結果を得られると思います。

総待受け時間の検証結果

では、肝心の検証結果を書きます。「259時間=10日と19時間(2/7(火)22時から2/18(土)17時)」です。以下にこの結果の詳細を記載します。

使用時間の記録表

使用時間の記録表

電池アプリでの使用グラフ

初日分のグラフ

まず、初日の24時間(2/7の22時から2/8の22時まで)の組込みの電池アプリでの使用グラフが以下となります。

初日の電池消費

初日の電池消費

見ての通り9%の消費です。単純にこの延長で考えると満11日持つことになります。

しかし、本当にそうなるでしょうか?実際にやってみないと、初日はこうでもいきなりどこかでガクンと減るかもしれないですね。実際にやってみました。

2日目から11日目のグラフ

継続した結果が以下の通りです。

2日目以降の電池消費

2日目以降の電池消費

見てお分かりのようにこの組み込みアプリの出来は酷いものです。グラフの最初の日付が表示されていません。また、前回のフル充電からの使用時間が明示的に示されません。普通のAndoroidスマホではこの数値は表示されますし、類似した機体のau向けのAQUOS Kシリーズではしっかり時間が表示されています。なんでこんなとんでもない劣化仕様となっているか不思議なのですが、仕方ありません。

このグラフの開始は2/8の22時で終了は2/18の17時です。正確には数値表示があるように残3%あり、記録を取るために17:10以降以降も動かしていましたが、これには後述する理由があります。実質17時で使い切りが実態です。

3%残っているのに何故実質17時までなのか?

実は、初日のグラフのスクリーンショットを取得後に筆者は痛恨のミスをしました

スクリーンショットをノートPCに転送するため、MicroUSBで接続した際、充電が2%ほどされてしまったのです。その懸念は接続する前からあったので、ノートPCのACアダプタを外しPowerUSBではないUSB孔に繋げたのですが、ノートPCのバッテリーから充電されてしまったのでした。やってしまってから何かしら無線接続かメールでファイル転送すれば良かったと後悔したのですが、後の祭りです。

そこで充電してしまった2%寸前を実質0%とみなし検証を継続することにしたのです。その結果、本来はグラフも開始が100%で終了が0%近くという奇麗な一枚ものになる筈のところが二枚分割となり、二枚目は93%(91%+2%)開始となり、終了を3%としたのです。17時以降の稼働は無かったものとみなすのが妥当と判断しています。

期間中移動距離について

これは自分でコントロール出来ない環境前提として記録をしています。以下の表の右端列に移動距離の記録があります。その週によって実は全然違うのですが、記録の期間中は比較的安定しています。平日は40-50km動き、土日は1-3kmとあまり動いていません。本当は出張や旅行が入っている週だともっと面白いデータになったような気もするのですが…。

移動距離

移動距離

何故、移動距離などを記録したのか?

移動をするということは、携帯電話の電波を発信する基地局が遷移するということです。当然ですが、携帯電話は一か所の基地局だけと接続している方がまれで、文字通り携帯して移動して使用するために近くの電波強度が高い基地局を探索し、適宜繋ぎ変えを行っています。

つまり、移動距離が長ければ長いほど、この基地局探索と切り替えが頻繁に行われます。また、その探索もまずは4Gを使用できるかどうかを確認し、4Gが使用できるなら4G、それが駄目なら3G基地局を探索します。この探索と切り替えの頻度が多ければ多いほど電池は消費されます。言い換えれば、移動距離が長ければ長いほど電池を消費しやすく、一定箇所で安定して基地局切り替えが無い状態だと電池を消費しない筈です。上記の検証でいえば、平日は消費が多く土日は少ない結果になるという仮説が立てられます。

メーカの仕様上の待ち受け時間について(備考)

メーカの仕様上の連続待ち受け時間に以下の記述がありますが、ここに同様のトリックがあります。注記として「静止時」とあるのがそれで、「日本国内において電波を正常に受信できる静止状態での平均的な利用時間です。使用環境や機能の設定状況などにより、ご利用時間が半分以下になることがあります。」とあります。つまり、一か所に安置し基地局変更は無しで必ず安定して4Gや3Gが繋がり探索や電波の接続変更が無いことを意味しています。はっきり言ってメーカのテスト環境以外でこれを再現することなど出来ない非現実的な数字です。

これを以て仕様通り稼働するのを期待するのは、はなっからナンセンスです。

4G LTE:約 595時間/3G:約 840時間/GSM:約 715時間

移動距離と電池消費の有意な関連性はあったか?

申し訳ないのですが、分かりませんでした。この公式組込みの電池アプリのグラフを見る分には平均的な消費をしているようで、繋がりは認められません。

ただ、これは仮説が間違えていたというよりも、アプリがポンコツ過ぎただけと筆者は思っています。出来ることならグラフなどは全くいらないので、淡々と消費状態を時間と数値で記録して、ログファイルをCSV形式かなにかでエクスポート出来るアプリがあれば良かったのにと心底思いました。残念ながら、そういったアプリは調べた限りありませんでした。(代表的な電池管理アプリのBattery Mixもビジュアルは良いのですが1日しかデータ記録は無いようです)

とはいえ、仮に最適なロガーアプリが見つかっても流石に10日の検証をもう一回やれと言われるとキツイですね。アプリを入れて動作検証する別の人柱検証が出来ませんしストレスが溜まりますしねえ。

終わりに

結構考えていたより記事が長くなってしまったので一旦は、検証結果の記載だけで締めます。本当はこの結果を叩き出すためのもう一つの前提(設定)を書くつもりだったのですが…。

予告します!省電力化設定について別記事として書くことにします。暫くお待ちください。(そのうち、なんとか)

それにしても実際に試してみると面白いです。こういう前提ならこうなるんだ…というのが分かりますし、仕様や宣伝との乖離も分かります。仕様上の数字は幻想的な数字のお遊びである一方、今回の結果は宣伝されていた1週間よりは4日弱長いのです。

つまり宣伝にあるところの「想定されるお客さまの1日の使用ケースを独自基準で策定し」の部分は筆者が行ったよりは緩い前提なのです。ただ、その前提が明らかでない以上はアプリや通話を使う人からは「その独自基準の想定甘い!!」という誹りを受けるのも止む無しとは思いました。(まあ、常識的に電池容量を顧みるにガッツリ通話しまくったりアプリ弄りまくったら一日くらいしか持たないと分かりそうなものですが…)

今回の検証結果が何かしら判断の役に立つと嬉しいです。

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