時価2500円未満!恐ろしく高コスパの活動量計Mi Band 2

時価2500円未満!恐ろしく高コスパの活動量計Mi Band 2

   

Mi Band 2

活動量計、アクティビティトラッカー、ウェアラブルというと、まず連想するのはFitbitやガーミン、Jorbone、或いはApple Watchシリーズなどになるかと思います。これらの製品は確かにユーザも多く機能も色々あるのですが、その反面高価です。前者はおおよそ10000円から20000円、後者は廉価モデルで40000円くらいします。少し試してみたいという場合には、敷居がかなり高いと思います。

そこで今回は表記の通り、超格安な活動量計Mi Band 2を紹介します。メーカの示す仕様に実際に使ってみた際に分かった実感を織り込んでいきます。

Mi Band2って何?

Mi Band 2

Mi Band 2

Xiaomi社製の超格安の活動量計です。腕時計型で左腕または右腕の手首にバンドを巻いて装着し、常時活動量を計測、記録してくれる機械です。活動量計、アクティビティトラッカー、ウェアラブルと言われるものでは標準的な使用形態の機器です。

まず触りとしてのハードウェア側の特徴を挙げていきましょう。

とにかく軽い

総重量は19g(バンドを含む)と非常に軽く、バンド部も低刺激性のシリコン素材を使用していて細く小さいため、目立たず慣れると装着していることを忘れるくらいFitします。19gとは、単3電池1本(23.5g)や500円玉3枚(21g)より軽いと言えばイメージできますでしょうか?

使い切り電池型の製品ではなく、充電可能な製品としてはトップレベルでとにかく軽いです。40g台の製品でも十分軽い訳ですが、常時身に着けることを考えるとそういった差も積み重なってくる訳でここは結構ポイント高いです。

とにかくタフ

常時身に着ける以上、少し水がかかるような場面だから外すなどというのは話になりません。また、ジョギングしたりウオーキングしたり外出して運動負荷をかける訳ですから少し汚れてしまうような環境で故障するなんて活動量計には許されません。

意外や意外、比較的高価とされる製品でもここが疎かであったりします。Mi Band2なら心配不要です。

防塵・防水性能

Mi Band2は防塵・防水に優れていますIP規格67(IPとは「International Protection」の略でとして、国際電気標準会議(IEC)が制定した機器の保護性能を示す)、即ち防塵6級、防水7級です。防塵6級は全6階級の最上位にあたり、粉塵が中に入りません。防水7級は全8階級の上から2つ目で一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがありません。

これはiPhone7の防塵・防水性能と全く同じです。iPhone7が保証していないようにお風呂やプール、海などで温水や水に漬けての使用保証はありませんが一般生活で着脱を必要とする事例は少ない筈です。

厳しい環境テストで合格

環境テスト

環境テスト

  • 防熱テスト:摂氏70度で128時間のテストを実行し、正常動作
  • 防寒テスト:摂氏マイナス20度で128時間のテストを実行し、正常動作
  • 落下テスト:1.2メートルの高さから12回、大理石床面への落下テストを実行し、正常動作

そもそもここまで厳しい環境に自分が行きたくないのですが、およそ想定される利用環境では問題なく使用できるようメーカ側でテストしてあります

一方で口コミでは表示部分であるOLEDのガラス面が傷つきやすいという指摘があります。ここは確かに少し心配があります。落下テストでは回数が少ないのと落下軸が記載されていません。また、鋭いもので引っかいたり、傷をつけようとするような試験の記載は無かったため、衝撃には強くとも画面の傷つきについてタフであるかは不明です。

とにかくバッテリーが長持ち

一回のフル充電で20日持つとメーカ仕様では示されています。これが本当ならとにかくバッテリーが長持ちです。一方、充電時間は約3時間です

まだ、使用して時間が経っていないので筆者がこれを実証した訳ではありませんが既にこの片鱗は感じ取っています。現品が届いた際、バッテリーの充電率は40%でした。それは仕方ないことですが結構この充電率だと不安になりますよね。ところが、このまま充電しないで初期のセットアップを行った後、一回も充電をせずに丸一日使ったのです。他の機種なら相当減って危険粋に達する筈ですが、なんと36%。4%しか減っていなかったのです。

日割にすると5%ですからおおよそメーカ仕様通りの挙動でした。バッテリの性能劣化が経時的にどうなるかは今後も使用しつつ見ていきますが、購入初期状態では十分立派な性能です、他製品ではメーカ仕様一週間で実質3日なんてザラですし…。

カラーバリエーションも十分

黒、オレンジ、緑、青の4種のカラーバリエーションがあります。これは然程多い訳でも少ないわけでもないので、選択するのに不自由はしないし目移りして困るという訳でもなく丁度良いと思います。

カラーバリエーション

カラーバリエーション

対応OS

Mi Fitアプリ

Mi Fitアプリ

両OS共に専用のアプリ「Mi Fit」が用意されています。

Xiaomi社って一体どこ?

かなり有名な中国の電子機器メーカです。特にスマートフォンやタブレットPCなどに強く、製品デザインが洗練されていることから中国のAppleといった評され方もされています

「中国のアップル」小米(シャオミ)とは?
中国の新興スマホメーカー「小米」(シャオミ)の勢いが止まらない。2010年の創業からわずか3年、年間売上は4800億円に達しようとしている。

中国メーカと聞いた途端に安かろう悪かろうと思われるかもしれませんが、残念ながらそれは正しい認識ではありません。中国メーカと一言で言っても、数えきれないほどありピンからキリまであります。ピンの部分に属するメーカだけを抜き出しても相当の数があり、これら一社一社が世界レベルで製品を卸して、他国のユニバーサル企業と凌ぎを削っています。はっきり言えばスマートフォンなどやタブレットpcなどの分野では、日本メーカより余程存在感を持っています。

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中国の有力メーカだけを挙げてもHuauei、Opoo、Xiaomiその他が群雄割拠の状態です。実際つい数年前ではXiaomi一強だった時期もありましたが、互いに追い抜き追い越されを繰り返しています。当然製品の質もお互いに隙のないものを作って出し抜こうとしているため、ブランドに甘んずることなく良い製品を提供しようとしています。

実を言えば、製品性能が恐ろしく高い一方でこの点が無いのか…とビックリすることもあります。でも、そこを理解して上手く使う分には頭ごなしに見過ごせない存在の一つです。

時価2500円未満って結局いくらなの?

当然ここ、気になりますよね。掛け値なし実際のところ時価なんです。そのうえ、購入する流通によってかなり差があります。

Amazon Japan経由で購入する場合

Amazon JapanでXiaomi公式の並行輸入品の本記事記載時点の価格が3800円です。でも、これ固定価格では無いです。輸入品なので為替の変化やその他手数料の変化で結構頻繁に変化するのでおおよそこのくらいの金額と見ておけば間違いないです。冒頭に書いた他の著名な活動量計と比較すれば半額以下です。十分に格安です。

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でも、もっと安く入手することも出来ます。

GearBest.com経由で購入する場合

中国製品を輸入販売しているECサイトは多々ありますが、その中でもよく知られているGearBest.comの場合、本記事掲載時点で2368円です(郵送費込み)。ここまで来ると超格安という表現が誇張では無いと納得出来ると思います。ただ、この価格も時価で上下動します。ですので、時価2500円未満と言う表現になりました。

Original Xiaomi Mi Band 2 Heart Rate Monitor Smart Wristband
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GearBest.comに限った話ではありませんが、色々なセールイベントがあって、その期間数日だけ、表示した指定台数だけ、或いはその時間だけの価格で目を剥くような値付けとなる場合があります。結構頻繁にセール価格になりますから良い時期に上手く買うともっと安くなることもあるかと思います。

Mi Band2で何が出来るの?

一般的に活動量計で必要とされることはおよそ殆ど出来ます。

  • 歩数の記録(Steps):歩行した歩数。バンド側でもアプリでも確認可能。自動計測
  • 移動距離の記録(Distance):移動した距離。バンド側でもアプリでも確認可能。自動計測
  • 消費カロリーの記録(Calories):歩行により消費したカロリー。バンド側でもアプリでも確認可能。自動計測
  • 心拍数計測(Heart Rate):心拍数(常時計測ではないので、計測した日時と共に記録される)。バンド側でもアプリでも確認可能。手動計測
  • 睡眠量の記録:睡眠総時間(そのうち、浅い睡眠時間、深い睡眠時間)、入眠時刻、起床時刻、覚醒回数。これにより睡眠の品質を把握できます。アプリのみ確認可能。自動計測
  • 時計表示(Time):時刻のみと日時のいずれか表示。バンド側でもアプリでも確認可能。
  • 充電率表示(Remaining battery):バンド側でもアプリでも確認可能。
  • バイブレーション目覚まし:指定した時刻に無音でバイブレーションで目覚ましする。曜日による繰り返し指定も可能
  • 1時間毎の運動促進通知:設定すると1時間運動が無い場合、それを検知してバイブレーションで運動を促進する。夜間などこの通知の対象外の時間帯設定も出来ます。
  • スマホ連係(電話受信通知、SMS受信通知、画面ロック):Mi Fitアプリをインストールしてバンドと連携したスマートフォンに電話やSNSの受信があった際、バイブレーションで通知します。通知のみで通話機能はありません。バンド側からスマホに画面ロックをかけることが出来ます。
  • 目標値達成通知:指定した一日の歩行数目標到達時にバイブレーションで通知します

Mi Band2で何が出来ないの?

残念ながら出来ないこともあります。

  • 高度変化の記録:階段の上り下りといった、距離は長くなくても強度が高い運動は記録できません。
  • 心拍数の常時記録:基本的に手動記録です。但し、非公式のアプリを使うと可能とも聞きますが、筆者は未確認です。
  • スマホ連係(アプリ操作):例えば音楽プレイヤーの操作などバンド側から操作出来る他社活動量計がありますが、基本的にその機能はありません。但し、非公式のアプリではスマホ側のアプリ操作が可能になるものがあります。
  • 睡眠深度に基づいた目覚まし:指定時間の前後で睡眠が浅くなったタイミングで目覚ましをすることで無理なく覚醒させる機能はありません。

使用してみての筆者所感

正直なところ、この価格だし一体どんな適当なオモチャが送られてくるんだろう…と、趣味の悪い期待をしていたのですが、良い意味で激しく期待が裏切られました。おおよそ必要とされる機能が殆ど利用可能で、手堅い作りだったのです。

それだけではありません。心拍計、運動促進通知、スマホ連係などある程度高級機種にしか無い機能があるのでビックリしました。

アプリとの連携も簡単で、バンドをすぐに認識し、直後に最新のファームウェア更新が自動で行われたため、初期設定で迷う部分が無かったのも凄いと思いました。新しい機械を入手した際、直観的に何がどこにあるのか分からず手探りになるものです。バンドに同梱のマニュアルは一枚ものの中国語版でしたしMi Fitは英語表示だけでしたが、そこは障害にはなりませんでした。

表題通り、Mi Band 2は時価2500円未満で恐ろしく高コスパの活動量計です。活動量計を試してみたいけど、高いなあ…と思って足踏みするような初心者の方、或いは高級機種を見てここまでの機能は必要ないので手ごろなものを探している方にはおススメと思います。

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