Chromeのシークレットモード中に閲覧履歴を確認できるようにするには

      2016/06/03

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タイトルを見て「おい!それじゃシークレットモードの意味が無いじゃないか!?」というツッコミ、当然あると思います。確かにそれは正しい指摘です。シークレットモードはWebブラウザに履歴を記録しないことで、利用者の閲覧や検索行動の秘密を守る機能です。従って、閲覧履歴を取るということはシークレットモードの意味が無くなってしまう筈…。

とはいえ、よく考えてください。自分の行動の秘密を他者から守ることは大事です。でも、その代償としてシークレットモードでは前に何を見ていたか本人すら分からなくしてしまいます。シークレットモードでもタブを閉じていない限りは戻るボタンやBackspaceキーで順を追って遡ることは出来ます、でも、三つ前に見ていたページのタイトルやURLは三つ遡る必要があります。また閉じたタブを遡ることは出来ません。安全のために不便になるというのは困ります。

今回はChromeのシークレットモード中に閲覧履歴を確認できるようにする方法を紹介します。

Off The Record History拡張の導入

インストール

  1. Google ChromeでChromeウェブストアでOff The Recoad History拡張ページを開きます。
  2. ページ内の「Chromeに追加」ボタンをクリックします。
    Chromeに追加

    Chromeに追加

  3. ポップアップしたウィンドウで「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。
    拡張機能を追加

    拡張機能を追加

  4. Chromeのメニューバー右端に拡張のボタンが追加されます。
    拡張ボタン追加

    拡張ボタン追加

設定

この拡張はインストールしただけでは動作しません。以下の設定が必ず必要です。

  1. 拡張ボタンをクリックし、表示されたメニューで「拡張機能を管理」をクリックします。
    拡張機能を管理

    拡張機能を管理

  2. 拡張機能のOff The Record Historyのエリアに移動します。その中にある「シークレットモードでの実行を許可する」のチェックボックスをオンにします。
    シークレットモードでの実行を許可する

    シークレットモードでの実行を許可する

  3. 拡張機能のページを閉じます。

シークレットモードで閲覧履歴を確認する

  1. シークレットモードでChromeを開きます。Ctrlキー+Shiftキー+Nキーのショートカットを使うか、メニューから選択してください。
  2. 通常シークレットモードでは拡張が無効ですが、先の設定で有効になっているためメニューバー上に拡張のアイコンがあることが確認できます。
  3. 閲覧履歴の記録は自動で行われるので特に手動で操作は要りません。閲覧履歴を確認する際、拡張のボタンをクリックします。すると下図のようにポップアップで履歴が表示されます。ポップアップ上部にあるタブで「Recently Closed(最近閉じたタブ)」と「Full History(すべての閲覧履歴)」を切替表示できます。
    閲覧履歴

    閲覧履歴

  4. 右上にあるごみ箱アイコンをクリックすると「Recently Closed(最近閉じたタブ)」と「Full History(すべての閲覧履歴)」の両方の内容が全て削除されます。尚、この削除は元には戻せないので操作には注意してください。

終わりに

さて、最後に元も子もないような懸念も書いておきます。拡張をインストールする際の留意事項で「この拡張は全ての閲覧履歴にアクセスを許可する」とありました。拡張の作成者が悪意的であれば、全ての閲覧履歴や行動を抜き取ることが可能です。本当の意味でシークレットモードの意味を破壊し、易々と情報を盗まれるリスクを想定する必要があります。利便性を取るならば、そこを理解の上で問題ない範囲で使用すべきです。逆に不便でもより確実な安全性を望むならこの拡張は使うべきではありません。

こう書くと冒頭のツッコミに戻る訳ですが、個人的には使いようだと思っています。

適宜覚書-Fragmentsは、筆者が興味をもった様々な情報やネタを筆者が忘れても後で思い出せるよう覚書として公開するBlogです。Google Chrome拡張、Facebook、Google、Twitter、Windows、各種Webアプリなどを扱うことが多いです。この覚書が、もし何かお役立ちになれば幸いです。

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