Windowsで一つのドライブに複数のドライブ文字を設定するには

   

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Windowsは記憶媒体やネットワーク記憶領域に対してドライブ文字を割り付け設定して使用します。CドライブだとかGドライブだとかいったアルファベット一文字で付けます。これによりハードディスクだろうがSDDだろうが、USBメモリやブルーレイディスクドライブだろうが、クラウドストレージだろうが同じように認識し、操作することが出来ます。

通常一つのローカルドライブに対しては一つのドライブ文字を割り付けして使います。一方、ネットワーク記憶領域の場合、同一対象に対し別の複数のドライブ文字を紐づけ可能です。そのため、ローカルドライブの場合複数ドライブ文字が出来ないものと思い込みがちです。

実は設定出来るのです。今回は、Windowsで一つのドライブに複数のドライブ文字を設定する方法を紹介します。

Windowsで一つのドライブに複数のドライブ文字を設定する方法

種を明かせばシンボリックリンク機能を使うだけです。知っていれば「なーんだ。それかあ。」という話なんです。他のOSではWindowsより前から普通に使われていた機能ですし、WindowsでもNTFSが導入された頃から利用出来るようになったものなので枯れた仕組みです。ただ、普段使わないと存在そのものを忘れていたりするんですよね。

  1. 例えば、現在Cドライブがローカルドライブとして存在するとします。これをJドライブとしても使いたい場合は以下のようにします。
  2. Windowsキー+Rキーを押下し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示します。名前欄に「cmd」と入力して「OK」ボタンをクリックします。
  3. コマンドプロンプトが表示されますので以下のように入力してEnterキーを押下します。
  4. すると特に何のメッセージも表示されず次のプロンプトが表示されます。でも、これで成功しています。
    実行完了

    実行完了

  5. 結果を確認するにはWindowsエクスプローラでコンピュータのデバイスとドライブを見ます。下図は調子に乗ってJだけでなくK,Lも同じCドライブで作ってみた結果です。総容量や使用量が一緒ですし、実際にこのドライブレターで開いて使うことが出来ます。勿論コマンドプロンプトでも同様に使えます。
    複数ドライブ文字設定

    複数ドライブ文字設定

今回はドライブに対して別のドライブ文字を設定するという前提でしたので「subst (割り付けるドライブ文字)(割り付け対象のドライブ)」としました。別にルートではないサブディレクトリをドライブ扱いしてドライブ文字を設定することも出来ます。操作の手順は全く違いますが、ネットワーク記憶領域やそのサブディレクトリにドライブ文字を割り付けるのと全く同じように扱えますね。

現在設定しているシンボリックリンクの確認

単純に「subst」とだけ入力してEnterキーを押下します。すると現在設定されている内容(左が割り付けされたドライブ文字、右が実体)が列挙されます。

設定されているシンボリックリンク

設定されているシンボリックリンク


シンボリックリンクの解除

「subst (割り付け済みドライブ文字) /d」で個々にドライブ文字を指定して解除していくことが出来ます。

シンボリックリンクの解除

シンボリックリンクの解除


終わりに

せっかく覚書やらメモやらしても忘れてしまっては元も子もないなあ…ということに気づかされました。そもそも自分の記憶というやつがあまりに頼りないので外部記憶としてペタペタと書き込んでいるのですが、たまに読み返したりしないといけませんね。

それと自分でもどこに行ったか何があったかを探すのが億劫になってしまって自サイト内をGoogleで検索するという体たらくなのはやはりまずいですね。書いた覚書をもっと取り出しやすいよう見つけやすいよう構造を考えて実際に手を入れる必要を感じました。

適宜覚書-Fragmentsは、筆者が興味をもった様々な情報やネタを筆者が忘れても後で思い出せるよう覚書として公開するBlogです。Google Chrome拡張、Facebook、Google、Twitter、Windows、各種Webアプリなどを扱うことが多いです。この覚書が、もし何かお役立ちになれば幸いです。

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