Edge用Adblock Plusインストールでドツボにハマった場合の導入手順

      2016/05/17

Adblock Plus

様々なWebブラウザで拡張機能(アドイン)による機能強化が当たり前になっています。Windows10のデフォルトWebブラウザのMicrosoft Edgeも当然拡張可能なのですが、まだ準備中です。現状はInsider Buildsという人柱版で少しづつ使えるようになっている状況です。

表題Adblock Plusは、ご存知と思いますが広告除去分野で代表的な拡張です。数ある拡張機能の中でもいち早く移植を望まれるものの一つでしたが、ようやくインストールが可能になりました。

そして、もう一つ新しい前進があります。これまで提供されてきたEdge用拡張は、一旦拡張ファイルをダウンロードしてから、ローカルファイルを読み込ませていました。面倒で原始的な感じがしますね。これは試験段階だからで安定版として提供される際はWindowsストアから直接インストール可能になります。今回Adblock Plus拡張とAdblock拡張の二つがリリースされ、同時にストア側から提供されるようになりました。

ただ、残念ながらどうも筆者環境ではまだ素直にストアからインストール出来るようになっていませんでした。最終的にインストール出来たのですが、ちょっと手がかかるので現状でのインストール手順を紹介します

Microsoft Edge用Adblock Plusの導入手順

前提条件

筆者のインストール環境です。実際には前のVersionでもインストール出来るかもしれませんが、確認できないので…。

  • Windows10 Insider Builds(バージョン1511 OSビルド14332,1001)
  • Microsoft Edge 37.14332.1001.0

Adblock Plusのインストール

  1. AdBlock Plus拡張をWindowsストアで開きます。日本版のストアアプリで検索しても記事を書いている時点でまだ見つけられません。
    Adblock Plus – Windows Apps on Microsoft Store
    Used by over 50 million people, a free ad blocker that blocks ALL annoying ads, malware and tracking.
  2. ページにある「Get the App」をクリックします。
    Get the App

    Get the App

  3. ストア上でAdblock Plus拡張ページが開きます。
    ストア上のAdblock Plus拡張

    ストア上のAdblock Plus拡張

  4. 「無料」ボタンをクリックします。
    無料をクリック

    無料をクリック

  5. すると、ダウンロード、インストールと進んでいきます。インストールが完了すると「無料」ボタンの代わりに「開く」ボタンが表示されます。
    インストール完了

    インストール完了

多分本来はこれだけでEdge用の拡張のインストールは完了出来るようになる筈です。

しかし、実際は上手くいきません。ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリであれば、「開く」ボタンをクリックでアプリが起動します。今回の場合「開く」ボタンをクリックすると一瞬何かウィンドウらしきものが開いたような挙動をするものの結局何も表示されません。かといって、Edgeの方に自動で拡張ボタンが出来ているかというと、出来ていません。拡張機能のメニューにも何もそれらしきものが表示されていません。

もしかすると、筆者環境だけ上手くいかないのかもしれません。とはいえ、ここで足切りされるのも嫌なので少し粘ってみました。いずれ不要になる手順ですが、同じように嵌った人に助けになるかもと共有します。

ストアでインストールされた拡張の保存場所

Windows10のストアでインストールしたアプリの保存場所は既定では以下です。

WindowsのインストールドライブがCドライブで無い場合は、インストールしたドライブで読み替えてください。このフォルダはシステムで保護されているため、既定の設定では見ることも触れることもできません。

従って、次の設定をする必要があります。ただ、本来ユーザが触らないようにそうしてあるので以降の作業は自己責任で行ってください

  1. Windowsキー+EキーでWindowsエクスプローラを開きます。
  2. メニューから「表示」-「オプション」を選択します。
  3. 「表示」タブをクリックします。
  4. 詳細オプションの中で「隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する」のオプションをオンにします。
    隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する

    隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する

  5. 「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックボックスをオフにします。
    保護されたフォルダの非表示をオフ

    保護されたフォルダの非表示をオフ

  6. これでようやくWindowsAppsフォルダの存在がWindowsエウクスプローラ上見えるようになります。しかし、まだセキュリティ的に保護されていて中は見られません。クリックした時点でエラー表示がされる筈です。
  7. そこで一旦エラーが表示されたウィンドウを閉じ、右クリックでコンテキストメニューから「Take OwnerShip」を選択します。これによりフォルダの所有者を現在利用しているアカウントに変更出来ます。(既定では所有者指定が無い)
  8. フォルダを開くとこれまでインストールしたアプリや拡張のフォルダ、削除済みフォルダや旧バージョンフォルダなどがあります。今回は先ほど追加したAdblock Plusを使いたいので更新日時で並び変えるなどしてAdblockPlusフォルダを見つけます。
    AdblockPlusフォルダ

    AdblockPlusフォルダ

Adblock Plus拡張をEdgeに読み込ませる

  1. 本来このフォルダを直接Edgeで読み込ませることが可能な筈ですが、上手く行かないのでこの「EyeoGmbH.AdblockPlus_0.9.1.0_****」フォルダを任意のフォルダにコピーします。(恐らくアクセス制限を上手く指定してやればコピーは不要になります。まあ、そもそもがこんな手順自体本来無くなる筈ですが…)
  2. Microsoft Edgeを起動します。
  3. メニューの拡張機能を開きます。
    拡張機能

    拡張機能

  4. 「拡張機能の読み込み」をクリックします。
    拡張機能の読み込み

    拡張機能の読み込み

  5. 先程コピーした「EyeoGmbH.AdblockPlus_0.9.1.0_****」フォルダの一つ下位の「Extension」フォルダを選択し
    フォルダの選択

    フォルダの選択

  6. すると下図のようにAdBlock PlusがEdgeにインストールされた旨表示されます。
    Edgeにインストール完了

    Edgeにインストール完了

拡張の設定

  1. 拡張ページに追加されたAdblock Plus拡張エリアにマウスオーバーすると歯車アイコンが表示されるのでこれをクリックします。
    歯車アイコン

    歯車アイコン

  2. 拡張の設定画面に切り替わります。アドレスバー脇に拡張ボタンを表示したい場合は二番目のトグルボタンをオンにしてください。
    設定画面

    設定画面

  3. 「オプション」ボタンをクリックするとEdgeのメイン画面にオプション設定(他のブラウザでAdblockPlusを使っていればお馴染み)が表示され、広告のフィルタリスト、ホワイトリストの設定が可能になっています。画面の構成は同じなので、既に使い込んでいるのであれば、その設定をコピーして貼り付ければ同じように動作するようになります。
    フィルタリスト等

    フィルタリスト等

本来あるべきのストアからのインストール手順

OTTAN.XYZさんの記事「Microsoft Edgeの拡張機能にAdBlockおよびAdBlock Plusが登場!Windowsストアからダウンロードしよう! – OTTAN.XYZ」によると、WindowsストアでMicrosoftアカウントでログインすることで本来あるべき簡単拡張インストールが出来るとのことでした。

Microsoft Edgeの拡張機能にAdBlockおよびAdBlock Plusが登場!Windowsストアからダウンロードしよう!
先日、Windows Insider Preview(Build 14291)で、Microsoft Edgeの拡張機能を体験しよう!で、Microsoft Edgeの拡張機能が利用できるようになったことをお伝えしまし...

残念ながら筆者環境では、同じ手順を踏んでも上手くいきませんでした。あれこれ弄ったのがいけなかったのか、環境がおかしいのか原因が分からないので解決に至らずでした。でも、記事を見るとインストールして機能をオンにするというお手軽導入が出来ちゃうんで羨ましい限りです。なんとかならんのか、これ。

一方で以下のようにあるべきの方法でインストールすると最初の拡張は認識するものの二番目の拡張は認識されないという話もある模様。筆者の覚書の方法の場合、問題なく両方動作させられます。その意味では、この覚書に需要があるのかもしれません。とはいえ、早く解決してほしいですね。

Microsoft Edge用の広告ブロック拡張機能がMicrosoftストアに登場 | スラド ITより引用:

インストールが完了するとMicrosoft Edge側に確認画面が表示されるので、「オンにする」をクリックすればすぐに使えるようになる。ただし、この2本に関しては先にインストールしたものだけがMicrosoft Edgeから認識され、アンインストールするまで後からインストールした方は認識されなかった。

おまけ

同時にリリースされたAdblock(任意の広告や要素を選択して非表示にする)拡張も全く同じような手順で導入出来ました。

AdBlock – Windows Apps on Microsoft Store
AdBlock. The #1 ad blocker with over 200 million downloads. Blocks YouTube, Facebook and ads everywhere else on the web.The original AdBlock works automatica...

終わりに

最初は「なんでなんでー?!」と一人で騒いでいました。でも、どこかにインストールだけはされていて紐づけが上手く行かないだけというのは分かっていましたので、不細工ながらなんとか動くように出来ました。

いずれにせよ、これは近く改善される筈で寿命の短い覚書なのですが、万が一この状況が長くなるようであれば、少し役に立つかもと思い覚書をしました。それにしても、せっかくChromeウェブストア並みに簡単にインストール出来ることをアピール出来る良い機会だと思うのだけど、結局これまでの手動インストールと同じですね。まあ、そのための人柱なのですが、ちと勿体ない感じです。(筆者環境固有の話で騒いでるだけかもなので、こう言い切るのも躊躇あるんですが…)

適宜覚書-Fragmentsは、筆者が興味をもった様々な情報やネタを筆者が忘れても後で思い出せるよう覚書として公開するBlogです。Google Chrome拡張、Facebook、Google、Twitter、Windows、各種Webアプリなどを扱うことが多いです。この覚書が、もし何かお役立ちになれば幸いです。

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