意外に簡単!Chrome上で今いる場所を偽装する方法

      2016/05/17

現在地偽装

Webアプリなどで米国のみ提供となっているサービスをお試ししたいことがあります。或いは、現地にはいないのだけれど現地にいる際だけに得られる情報を取得したいということもあります。

IPアドレスから利用者の現在地情報を判別されている場合、プロキシサーバを経由して利用するのは昔から有効な手段です。でも、実のところもっと浅いところの情報、Webブラウザが伝える現在地情報だけで判別されていることもままあります。その場合、意外と簡単に現在地情報を偽装することが出来るので紹介します。偽装と言うと少々胡散臭いですが、今現在の位置情報で出来ないことを試すためのエミュレーションです(え?もっと胡散臭い?)

エミュレーションやエミュレータは、模倣対象のシステムにおいて、予測できる現象より予測できない現象が支配的である場合に使われる。また、非常に高い安全性が要求される場合にも良く使われる。予測できる現象が支配的な場合や、完全に模倣することが難しい場合はシミュレーション技術を使う。

Chrome上で現在地情報を偽装する方法

事前に偽装先の現在地情報を取得

実際に設定を行う前に下準備として偽装先の現在地情報を用意します。

  1. Find the Postal Address of any Location on Google Mapsを開きます。
    Find the Postal Address of any Location on Google Maps
    Find the Postal Address of any location on Google Maps including the latitude and longitude using Reverse Geocoding.
  2. このWebアプリは任意の場所の位置情報として緯度と経度を教えてくれます。開いた初期状態はホワイトハウスが選択されています。米国のみの情報を得るための偽装の場合、面倒ならこのままでも構いません。もう少しそれっぽい場所にしたい場合(例えば登録時入力の住所と矛盾ないようにしたい等)、マップ内のマーカーを任意の場所にドラッグ&ドロップで移動させることで取得できる位置情報を変更できます。
    マーカーを移動して位置情報を取得

    マーカーを移動して位置情報を取得

  3. 場所を決めたら、表示されている緯度、経度の情報をコピーします。例えば、ボルチモアの某所にいることにした場合、Latitude : 39.3002861902583、Longitude: -76.6807459655762となりました。
    移動させて緯度経度を取得

    移動させて緯度経度を取得

ちなみにこのWebアプリでは、この住所をそこにいるように見せてTwitterでつぶやくリンクも用意されています。少し文面を変えて試してみても面白いかもしれませんね。

偽装現在地をつぶやく

偽装現在地をつぶやく


Chromeで取得した偽装の現在地情報へ置き換えするには

  1. 最初に偽装した現在地情報を読み込ませたいページを表示させます。(この方法で有効なのはそのページに対してだけでChromeの他タブでは無効のため)
  2. Google Chrome上でCtrlキー+Shiftキー+Iキーを押下し、デベロッパーツールを開きます。
    デベロッパーツール

    デベロッパーツール

  3. 右端にある縦に三つ点々になっている「Customize and Control Devtools」アイコンをクリックします。
    Customize and Control Devtools

    Customize and Control Devtools

  4. 表示されたメニューで「More Tools」-「Sensors」を選択します。
    Sensor

    Sensors

  5. 表示されたページで「Emulate geolocation conditions」のチェックボックスをオンにして、事前に入手した緯度、経度情報を入力します。
    エミュレート情報の入力

    エミュレート情報の入力

  6. F5キーを押下しページを更新して再読み込みさせるとこのページ上で偽装の現在地情報が有効になります。

終わりに

筆者の場合、色々な新しいスタートアップや珍しいサービスを探して試しているので、たまに米国のみとか利用者の限定されている場合があります。大抵の場合、特定の国で展開した後、日本でも使えるようになります。でも、面白そうなものだといち早く体験してみたくなります。そういった場合にダメもとで試してみる手段が幾つかあるのですが、これはその中でもお手軽な方法の一つです。

適宜覚書-Fragmentsは、筆者が興味をもった様々な情報やネタを筆者が忘れても後で思い出せるよう覚書として公開するBlogです。Google Chrome拡張、Facebook、Google、Twitter、Windows、各種Webアプリなどを扱うことが多いです。この覚書が、もし何かお役立ちになれば幸いです。

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