「振り返り」の前段階としてのフィジカルエクササイズの勧め

      2014/07/20

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日々を楽しく過ごすための「振り返り」とハム太郎メソッド - ぐるりみち。自分の人生は、自分のせいにしたい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。を読みました。

日々を楽しく過ごすための「振り返り」とハム太郎メソッド - ぐるりみち。より引用:

僕らの頭は都合よくできていて、後回し後回しにしてしまえば、過去の自分、あるいは他人に責任をなすりつけてしまいがち。そうならないための考え方として、「一日」を区切りとして、振り返ること、整理することの大切さ。その上で、日々を楽しく過ごすための考え方には、どんなものがあるだろう。

けいろーさんらしい面白く前向きなアプローチだなと思いました。彼の考え方は上記記事の続きを読んでほしい。 文字として形にすることで、具体性を持たせ、自分の中でも自然と整理ができるというメソッドによって、PDCAのうちC(確認)とA(分析)を自然と行うことが出来ることには自分としても異論がありません。

前段階をもう少し細かく踏み込むと尚良かったかも

ただ、それを習慣化まで落とし込み定着させるには前段階としてのメソッドというか仕掛けが必要とも思ったりします。普段からメモを書いたりBlogを書いたりしている人には継続的な記述は既に癖として生活の一部として組み込まれているけれど、間違いなくそうじゃない人の方が遥かに多い。習慣化していない行動というのは最初こそ気合を入れて不必要なまでに詳細化して頑張ってしまうけれど、一週間経ち、一ヶ月経ちとなると面倒が勝ってしまう。

だから、もう少し詳しく無理なく誰でも一歩を踏み出せる具体策まであると提案としては親切かなあと思いました。

振り返りを書き物で始める際に気を付けるべきこと

「振り返り」というのは、確かに自分が見聞きし、体験し、どう思ったか、どう行動したかの行動記録を一日単位で行い、それを俯瞰し客観視する行為です。こう書くとすごく簡単そうに見えます。自分のことだから自分のことはよく分かっている。当然見直すことも簡単なはずだ。

果たしてそうでしょうか?少なくとも自分個人の場合は簡単ではありません。

日々を楽しく過ごすための「振り返り」とハム太郎メソッド - ぐるりみち。より引用:

端から見ればルーチンワークでしかなく、自分でもそう感じている、「代わり映えのない一日」。けれど、その中にも複数の小さな選択と、実際に起こした行動と、結果としての経験があり、僕らの日々は、それらの積み重ねによって成り立っている。

人間というのは一日の中で非常に多くの刺激を受け、数多の選択、行動を意識的、無意識的問わず行い、その中で最も刺激を受けた内容から優先的に記憶を占有するように出来ています。従って、積み重ねられた全てを記憶していることは不可能だし、それを適宜すべて記録するのも現実的ではない。かといって、刺激を優先度とした記憶を元にした一日最後の記録が必ずしも振り返りに適切かどうか分かりません。

例えば、凄く怒りを感じたり、喜びを感じたりしたりといった場合、それらの感情が全てを塗りつぶしてしまうことはよくあります。後者は幸せの再確認となるかもしれませんが、前者のようなネガティブな情動というのは全ての思考を一方向に向かわせ、結論ありきでミスディレクションになってしまったり、ぐるぐる同じところを回るだけになりがちです。

そういった刺激や感情の奴隷にならない方法を幾つか用意しておいた方が先に挙げられたC(確認)とA(分析)を適切に行い改善としてのP(計画)やD(実行)に辿りつきやすいのではと思います。

刺激や感情の奴隷にならない一つの方法

先に言っておきます。方法は一つではありません。きっと幾らでもありますし、人によってそれぞれの方法で向き、不向きがあるでしょう。以下に挙げるのは自分なりの案、自分なりに実行して有効だった方法です。

とは言っても、そんな難しいことではありません。刺激や感情はある種本能に根付いたものなので、それに逆らうのは思考や精神論ではどうしようもないと自分は思います。ですので、それと同等以上に本能に働きかけるフィジカル、つまり身体を使うことです。出来れば音楽など聞きながらではなく、他の刺激が極力無くした状況で身体を使う。可能であるなら、外で走り続けるとか筋トレをし続けるとか。そこまでいかなくとも一心不乱に皿洗いをするとか掃除をするとか庭いじりをするとか。

なんだ、昔ながらの筋肉バカの運動至上論かと思うのは早計です。自分は運動は若いころから今に至っても苦手ですし、外形的なビルドアップもしていません(インナーマッスルは相応に育てていますが)。ですが、ここ数ヶ月日々定期的な運動を継続し、負荷をかけることで身体を調整出来るだけではなく、連動して思考の余計な膿みを自然に捨てやすくなったと実感しています。

書くことと同じで一朝一夕にはいきませんが…

実はこの方法も今すぐ出来るかと言えば、書くことと同じで一朝一夕には出来ません。

定期的な運動をしていると、創造的・柔軟な思考が促進されることが判明:オランダの研究 - IRORIO(イロリオ)より引用:

運動をしていなかった人が体を動かせば、テストの成績がよくなるのかというと、そう単純なものではないらしく、今まで体を動かしていなかったグループに運動をしてもらい、テストを行っても成績は上がらず、とりわけ集中的思考に関する成績がよろしくなかったそうだ。Colzato教授によると、これは、いきなり運動をしても、思考に使われるエネルギーの大半が「体を動かすこと」自体に消費されてしまうためと考えられる。創造的思考、柔軟的思考を促進させ、効果的にその能力を発揮するには、「運動に慣れている」状態で体を動かし、課題に臨む必要があるようだ。

このような考察もあります。自分の場合は実感が出てきたのは二ヶ月め、現実に効果が処々に出てきたのは三ヶ月めからです。

前述したように別にこれは唯一無二の方法ではありません。自分がやりやすく負荷をかけず、継続的に出来る「振り返り」に至る前段階の方法をそれぞれ模索されると良いと思います。ただ、もし目下のところノーアイディアであれば、騙されたと思って「身体を動かすこと」と「書いて見直すこと」を数ヶ月試してみてはいかがでしょうか?

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