絵の苦手な人こそ絵を描く楽しみを得られるソフト-新 絵心教室

      2012/09/18

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新 絵心教室は任天堂が発売した3DS用の絵画ソフトです。任天堂、3DSというとまずはゲームと連想するだろうけれど、ゲームっぽいゲームではありません。

かといって、PCで売られているフォトレタッチやドローツールといったものとも違います。名前の通り、教室的なレッスンを受ける形で楽しむことが出来、尚且ついつでもどこでも携帯して使える画材として利用出来ます。

筆者はこのソフトに今、夢中になっています。感じるままにこのソフトの素敵なところを紹介します。

絵の苦手な人にこそ真価が

自慢にならないことですが、筆者は絵が苦手です。それはもう年季が入りまくっています。昔々、学生であった頃の選択科目で美術を選んだものの、とんでもない油絵の具で出来た積層物を作成したりしたものです。

フォルムもろくに取れないし、色はあれやこれや混ぜるものだから筆舌に尽くしがたい汚い色で埋め尽くされました。当然ながら評価も散々でした。

既に何十年も昔のことですが、こういう残念な体験というのは尾を引くものです。今に至るまで自分には絵は縁遠く、美術館で扱われるような芸術は全く解せず、落書きですら下手なものを晒すのが怖くてこっそり片隅に描くのが関の山…。

その筆者がこの新 絵心教室にはハマりました。このソフトは絵の苦手な人にこそ真価を発揮します。

それっぽい絵が描ける

チュートリアルに沿ってお手本を見ながら描くだけで、それっぽい絵が描けるのです。勿論、ちょっとやそっとで絵が上手くなるわけがないのですが、上手そうに見えるポイントや基礎を丁寧に教えてくれるので、ついつい乗せられてしまうのです。

例えば、モチーフに対して何から手を付けるのかというのは絵を知らない人には大きな問題です。気になる細部から入ってしまうとその部分を強調するあまり、周辺とのバランスが崩れてしまったりします。

描きたい対象で大きく占める部分の色や正確な外形の把握から始めれば、そうはなりません。無論、上手くなってしまえばその順である必要はないのでしょうけれど、大きいところから細部に展開して色を置いていき馴染ませるという流れは、やってみると理に適っているのです。

短い時間で結果を得られる

30分ほど集中して描いてみて、その結果をすぐに確認出来るというのも大きい特徴です。一つの絵を描くのに何時間も何日もかかるようだと、飽きやすい人には向きません。絵に苦手意識があるのなら猶更で、我慢して一回描いても直しをしたり、次の絵を描く際にはガス欠になってしまいます。

絵が上手くて絵が好きな人には分からないことかもしれませんが、普通の人には結果の見えない絵描きをするのは苦痛なのです。そこをこのソフトは上手く解消しています。

画材を集める必要も持ち歩く必要もない

3DSのソフトですから持ち歩くのはそれだけです。絵の具もキャンバスもスケッチブックも要りません。いつでもどこでも描くことが出来ます。これはとても大きいです。思い付きで画材を買うというのは敷居が高いです。お金もかかりますし、場所も取ります。

そもそも何を買えばいいのかも分かりません。手当たり次第に情報を集めて使えるか使えないか分からないような道具を揃えて、結局は纏めてゴミになりましたとか目もあてられません。家族に小さい子どもがいるなら、舐めてしまったり汚しまくってしまうリスクもあります。それらが皆無というのも大きいです。

画像ファイルや交換が容易

描いた絵はJPEG形式で出力することが出来ます。PCに書き出すことも出来るし、Web上に置くことも出来ます。同じソフトを持っている仲間同士(フレンド関係)で交換したりも出来ます。

冒頭に書いたように、絵が苦手な者としては他の人に絵を見せるのは苦痛の筈なのですが、絵を描き始めてそれっぽいものが描けると俄然見せたくなるのです。これは自分でも不思議なのですが、子どもが「見て見て!」とやるのと全く同じです。その絵がまだまだ物足りないものであっても、ここまで自分が描けたよ、と知ってもらいたくなるのです。

もっとちゃんとした紹介

任天堂の「社長が聞く」というコラムでは、このソフトの開発者の思うところが書かれており、これも読んでみると良いと思います。

一緒に遊んでくれるひと募集!

新 絵心教室

この紹介を読んでピンと来て、自分もやってみたいと思ってくれる人がいると嬉しいです。同じソフトを持っている人と絵が交換できるので、是非一緒に遊びましょう!(^^

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