Tumblrさっぱり分からん。それが第一印象だった。自分がTumblrのアカウントを取得したのは随分と昔。流行り物だし手をつけてみるかと思い、Tumblr(タンブラー)のすすめ。初めてTumblrを利用する人へ、遊び方や使い方、おすすめtumblr紹介など。を斜め読みして、おすすめとある著名人TumblrをFollowした。でも、そこで表示された物を見ても何が楽しいのかさっぱり分からなかった。表示されるのは自分にとって興味の無い画像やらネタやらばかり。そもそも何をどうすするためのものかサッパリ分からなかった。3,4日は見ていたもののすぐに見なくなってしまった。今ある程度Tumblrを使い始めてみると、どうもこのツールを端的に示す言葉、ピンと来るものが無かったのが塩漬け物件になった理由だ。
切っ掛けは、@bardicheに、「Tumblrの何が面白いかサッパリ分からない」とつい一ヶ月ちょっと前くらいに愚痴ったのが始まり。GoogleBuzz上だったかTwitter上だったかソースを探したけど見失ってしまったけれど、@bardicheは綺麗な画像やら面白そうなテキストクリップを流していた。ああ、こういうこと出来るんだー、面白そうだなあと思いつい口に出てしまった。@bardicheがくれたアドバイスは非常に分かりやすかった。((うろ覚えだから数字とかいい加減))
- 今5つしかFollowしてないなら、とりあえず何でもいいから面白そうと思ったFollowを30くらいに増やしてみたら?
- 自分は画像のブックマークとして使ってる
- 時間が空いた時にポンポンとReblogしてる
これらは使っている人からは当たり前なのかもしれないけど、自分はビックリした。Followを増やすったってどうすればいいんだろう。自分に合ったものを見つけるって言っても今見えるのは最初に登録したFollow先だけ。何をとっかかりにすればいいのか分からないけどこうやって軽く言う口ぶりだと30くらいお気に入りを探すのは訳無いようだぞ。画像が流れているのは分かるけど、ブックマーク??どこからそれを探すんだ?それに何か著作権的にどうみてもアウトなものばかり流れてるけど真似していいのか?引用って言うには書式が全く足りて無くないか?それにあんなすごい内容を空き時間で簡単に取れる?えーーー?何で?どうやって?
このツールは複数の要素が絡み合っているからズバリこれという使い方を示すことは出来ないけれど、ここにきて漸く理解したのは「Tumblrは見掛けこそ凄いけれど、画像や動画、音声ファイルを含めたブックマークみたいなもの」ということを理解しました。自分でオリジナルのリソースを用意しても構わないんだけど、そういう使い方はあまりされていないようだ。ソーシャルブックマークがそうであるように、Webにある他者のリソースを見つけて、その中でも端的に美味しい部分を「これいいべ」と目利きを自慢するようにFollowerに見せることが出来る。自分が誰かのFollowをしているならその人のPostは全部DashBoardに表示されてこれをReblogして流すことが出来る。なるほど、ここまではTwitterで言うところのRTに似てる。
どうしたら良いのかな?と、ここで立ち止まった。試行錯誤していく中で分かった即効性のあった対処法は3つ。
1.Reblogの源流を遡る
自分で書こうと思っていたら、素晴らしく纏まった記事があったので引用。
Tumblr(タンブラー)のダッシュボードをおもしろくするいくつかの方法 – 自転車で遠くへ行きたい。より引用:
そして同時にその写真をTumblrに最初にポストした人をフォローするようになった。Tumblr的に重要なのは後者だ。
元ネタとなったいい写真を撮った人はもちろんリスペクトすべき人だけれど、ダッシュボードに流れてきた写真が「たまたまヒットの奇跡の一枚」ということもあるし、いい写真を撮る人ではあるけれど、自分好みの写真はあまりないこともある。そういう時はRSSリーダーには入れない。しかしそれをTumblrにポストした人=その写真を見つけた人は必ず一度はフォローしてみる。その人は多くの写真の中からその一枚を選んだ人であり、自分の好みとベクトルが同じ可能性が高い。もちろんその人のTumblrも見ればすぐにベクトルはわかる。そういう人は自分にとってTumblr的に重要な人だ。この「上流を辿る=元ネタをポストした人をフォローするといい」というのは、ある程度Tumblrを使った人は皆気がつくだろう。これは僕自身が元ポストを多くするようになってからフォロワーが随分増えたことで実感する。
この方はすぐに気が付いたみたいだけど、自分はこれに気付くのに時間がかかった。せいぜい1つか2つPostを遡って、更にその人の過去のPostを見て自分に合うかどうかで判断してFollow先に加えた。出来ればもっと早くにこの記事に出会いたかったけれど、実際に試行錯誤してから読んでみると、なるほどやはりそういうものなのかと強く共感できたことは後で見たからこその答え合わせの快感かもしれない。
試行錯誤しているうちに自分がどういうものが好きかというのにはっきり傾向が出てきて、それにそぐうかそぐわないかも判断が付くようになった。我儘になったというべきかもしれない。とにかく自分の好みを高確率でPostする人をFollow先とするようになり、それに伴いDashBoardが快適な場所に変わっていった。
とりあえず、一旦Followして漫然とDashBoardを見ていてはいけない。その場所は自分で開拓して自分で快適にする場所だ。他の誰かが代わりにあなた好みのものをオススメしてくれはしない。一応はRader機能とかもあるけど、もっと積極的に動くこと!実際探すことそれ自体が楽しいんだし…。
2.Followerを見てみる
偏ったPostをするようになって面白かったことの一つに、何故かFollowerが増えていることがある。普通自分の趣味丸出しで偏ったものを出せば、それに合わない人は避けてUnfollowするか、はなからFollowしない筈。何で?元々自分がこうやってハマり始めた時Follow者はゼロだったというのもある。減りようが無い。記念すべき最初のFollowerはbardiche-side-bだった。実に有難かった。趣味が合っていたかどうかは不明だけれど、このFollowが少なからず呼び水になったと思う。先に書いたように自分の趣味丸出しで猫やら犬やら景色やらネットネタテキストやらを流していたらちょぼちょぼFollow先が増えた。
一体どんな人だろうとその人たちのPostを見たら、これまた大漁。同じような嗜好の人が多い。Followしてくれるのだから趣味が合うのは当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけれど、ここまでマッチするのも珍しい。加えてこの人たちのPostを見ていると知らないReblogの源流が次々と見つかる。つい最近本格的に始めた自分とは違い年季が入っているのでそのソースの豊富ぶりには圧倒される。
基本は1、2の繰り返し。時間を作れる時に可能な限り源流を遡り、真の目利きを探すというfollow先の開拓は、宝探しのようなもの。芋づる式に辿りついた先は大抵期待を裏切らない。面白いのは、これはあくまで自分の嗜好に対する目利きであって、他の誰かのための目利きでは無いということ。汎用的な良い情報なんてものは無い。ニッチで偏った特定の情報だ。だから、他の人にとってはゴミかもしれない。でも、そんなことはどうでもよい。自分の自分による自分のための探索、それがTumblrの情報ソース探しの楽しみなのではないだろうか?
3.検索を活用する
検索窓を使う。画面右上にチョコンと配置されている小さな窓だけれど、これは随分と便利。例えばFlowerと入れて検索する。検索をかけるとき一点注意が必要。Tumblr全体を検索対象としないと限定的な検索になってしまう。
検索結果は主にFlowerをタグとして付加しているPostだが、それ以外にもひっかけてくるようだ。この際仕組みはどうでもいい。ここで大事なのは、自分が欲しいと思う参照先をHitする検索キーの選択だ。これはやってみて分かったことだが、簡略な英単語をただ打ち込めばいい。
あまり難解な単語や日本語を入れると絞り込み過ぎて望んだものも含めてフィルタしてしまうので、dogとかcatくらいで十分。そして、これいいなあと思う検索結果が出るようなら、その検索キーをsaveして、時々その保存検索キーで検索結果をチェックすることだ。この検索はそのときどきのPostによって拾うものが違うから、必ずしも当たりではないかもしれないけれど掘り出し物を拾うかもしれない。
まとめっぽい蛇足
思ったことをダラダラ書いたので纏まり無いんですが、ここに書いたのはあくまで自分にとっての解釈であり方法。だから、これを以てTumblrとはどういうものかと他人に説明するコンテキストで使うつもりは全く無い。ただ、そうは言ってもあれにも使えるこれにも使えるという表現では混乱を招くだけなので、自分なりの現状の判断を纏めると以下の通り。
- 超高機能なブックマーク。画像も扱えるからテキストしか扱えないブックマークよりよっぽど見る人に分かりやすくてインパクトある。
- 何にでも使えるし、解釈が分かれるツールだけど、無理矢理でも言い切った方が初心者には親切。使っていれば違う部分は自分で分かるだろうし細けえことはいいんだよ><
- 自分本位に使ってこそ意味があるツール。誰にでも面白くしようとか下手にサービス精神を持って広げると作る方も読む方もつまらなくなる。
- ソースを探すのが楽しくなるツール。上記にあげたのは手っ取り早い方法で他にも幾らでも手はある。他の方の秘伝の方法を開陳してくれると嬉しいけど、自分で試行錯誤するのも楽しいよ
- この場を借りて再度になるけれど@bardiche有難う。この切っ掛けがなければ今も使ってないよ、このツール。
追記
はてなブックマーク – (otsune) ポール・マッカートニー取調室より引用:
間違ってはいないんだが、見ているところが偏ったサンプルで考察している気がする。tumblr directoryを一通りみると使い方が多様なのは観測出来るはず
有難うございます。試しにCute | Tumblrとかあれこれtumblr directoryを覗いてみました。(Introducing the new Tumblr Directory We’ve been… | Tumblr Staffのスクリーンショットにあるような一個上位の場所を見に行ったのですがランダムで各ディレクトリにリダイレクトされます)おっしゃるように随分バラエティが豊富で目移りします。
あまりこのツールのことを知らぬままに目につくインターフェースや自分のDashboardでツールの枠を量ったというのはご指摘通りです。面白さを理解する前に一旦GiveUpしたもので、まずはこの一ヶ月弱はリターンマッチとしてそこそこ順調でしたが、そろそろもう少し広い視点で見ていった方が楽しみが増やせそうです。幸い後発も後発なので、あれこれ見て楽しめるリソースが既に沢山ありますし、嬉しいことです。
ただ、これに限ったことじゃありませんが、膨大であればあるほど道しるべやヒントが欲しくなりますね。今回のtumblr directoryも素晴らしいキーワードで助かります。関連でWire | Tumblrも知ってワクワクしています。
Frequently Asked Questions | Tumblrより引用:
To make a simple analogy: If regular blogs are journals, Tumblr blogs are scrapbooks. You can also look at Tumblr blogs as slightly more structured blogs that make it easier, faster, and more fun to post and share stuff you find or create.
アナロジー(比喩)というのは、とかく誤解を招きがちな諸刃の刃ですが、自分は現状この表現に近いイメージを持っています。でも、ツールの提供者の意図以上にユーザによって運用の幅が広がっているのだなあと思いました。
Related posts:
- TumblrにiPhoneに特化したレイアウトが公式追加された件
- TumblrでGoogle Analyticsのアクセス解析を利用する方法
- Tumblrで任意のサイトへTumblr.comドメインのURLからリダイレクト出来る-Pages機能
- 意外なあのサイトにも上上下下左右左右BA世界のKONAMIコマンドイースターエッグ(…iPhoneでもいけるのあるよ)
- Mailからの返信でGoogleBuzzにコメント投稿出来るようになった











ピンバック: 22時のヘッドライン | CROSS SBM