iPhoneやAndroid等スマートフォンの基本機能の一つに位置情報通知機能があります。この機能は例えばFourSquareやGoogle BuzzのようなソーシャルツールやGoogleMap、食べログなどの地域情報と現在位置の紐づけ等応用範囲は多岐に渡ります。取り扱い方によっては先般のGoogle Buzzスタートアップの際のようにユーザの意思にそぐわない位置情報の公開のように個人情報の漏えいというリスクを持つものの、利便性の高さから間違いなく今後もますますその利用シーンが広がる機能と言えるでしょう。 モバイル機器に遅れを取っていますが、PC用Webブラウザにもこの位置情報通知機能は実装が進んでいます。PCの場合通常GPSを搭載していないですが、(1)ネット接続時に割り当てされるIPアドレス、(2)近隣の無線 LAN アクセスポイントに関する情報、(3)Google から割り当てられ、2 週間ごとに期限切れとなる、ランダムなクライアント識別番号等から精度の高い現在位置を割り出します。 さて、表題のGoogle Chromeでの位置情報通知知能ですが、Version5、正確には5.0.342.1以降のDev版またはNigtlyで実装されています。以下簡単に利用手順を説明します。
利用手順
- Google Chromeを終了します。(起動しながらでは駄目です)
- Google Chromeのショートカットのプロパティを開きます。(ショートカットアイコンを右クリックして表示させた下図のメニューから「プロパティー」を選択する)

- リンク先欄のchrome.exeの先に”–enable-geolocation”と記入します。enableの前は–(2つ)ではなく-(1つ)であることとchrome.exeの後にスペースを入れることを忘れずに…

- 「OK」をクリックします。設定はこれで終了です。
- Google Chromeを起動します。
- 位置情報通知知能に対応したサイトを開いてみます。例えば30Minという街の情報サイトを見てみます。(赤坂ランチマップ/グルメマップ/口コミ – タウン情報サイト30min.)赤坂なんか関係ない?まあ、そう言わずに開いてみて下さい。
- 画面上側に[ブラウザの位置情報通知機能を利用する]というリンクがあるのでこれをクリックします。
ちなみに下図は非対応のChromeのStable版で同じページを表示した場合です。

- すると画面上部に位置情報を30Minに伝えて良いかどうかという確認メッセージが表示されます。この確認を承諾するまでは位置情報は外部には漏れません。与えなければ安全であるかわりにサービスで現在地に紐づけた情報提供を受けることが出来ません。利便性とリスクの兼ね合いで「許可」または「拒否」を選択してください。

Chrome以外のWebブラウザの位置情報通知機能
今回紹介したのはGoogle Chromeについてですが、既にFirefoxでも実装されています。詳しくは次世代ブラウザ Firefox – 位置情報通知機能をご覧ください。
所感と留意事項
意地でも所感なのです。正直PCでの位置情報利用はまだあまり周知されていませんから、サービス側も本腰を入れているところが少ないです。でも、それはあくまでこの記事を書いた今現在の話。近い将来色々な危機に位置情報との紐づけが付加されるのではないでしょうか?先に書きましたように位置情報はGPSがなくとも精度高いものが既に実現しています。一歩先にPCで利用してみるのも楽しいのではないかと思います。 ただ、ChromeのDev版やNigttlyは基本常用のためのものではなく、Stable(安定)版で提供する機能を斟酌するためのテスト実装であることをご理解ください。できれば試した結果をFeedBackされるとよりよい機能として今後実現していけるのではと思います。この記事をみた人はこんな記事も見ています
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