朝鮮総連本部売却問題ってどういう話? - 適宜覚書-Fragments

朝鮮総連本部売却問題ってどういう話?

      2017/03/02

ちと複雑な話なので理解に混乱していた。昨日の朝のニュース(確か朝ズバだったかと思う)で見た図解で感じがつかめた。若干別の情報も加え理解出来た範囲を含めた図解にしてみた。

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にしても628億円って、公的資金の投入のたった5%未満なんだよね。それも貸してから15年以上経ってる。普通の借金だったら利息にもならんのじゃないか?

後よく分らないのが朝銀から朝鮮総連への融資は162億円という報道とは別に、朝銀へ注入された公的資金が丸々朝鮮総連に流し込まれたという話がある筈だ。そうでなければ、回収機構の請求額628億円の方が多くなってしまう。とはいえ「どの程度の流し込みがあったか?その確証はどういったものがあるのか?」について書いたソースがすぐには見つからなかった。北朝鮮への不正送金についても同様でそれを確実にする情報が無い。そこまで深くは入り込めないという実情があるのだろうか?個人的にはさもありなんと思うが、それとは別に裏付けが挙げずに報道するのはマスコミの怠慢を感じる。「お金は消えたけど、なんでどうやって消えたか分かりません。多分ここら辺が怪しいです」で済むのはタブロイド紙あたりまでだろう。

6/17追記:有難いことに誤解があるという指摘を頂いた

  • Pybigi  「朝ズバ」による朝鮮総連本部売却問題の図解は間違い
  • Pybigi  「朝ズバによる朝鮮総連本部売却問題の図解」が間違っていることを説明するための資料

有難うございます。繋がりよくわかんないねえ…と思い思い書いていたので、具体的且つ詳細の指摘が嬉しい。それにタイトルにも気を遣ってもらっているのが有難い。「適宜覚書の図解はおかしい、非常識!」なんてタイトルだったら、本当のことでもきっと一発撃沈でやる気が失せたに違いない*1

朝ズバを擁護する義理はないのだけど、そちらに矛先が向くと寝覚めが悪いので告白すると、朝ズバの図解もその場でキャプチャして写し取った訳ではないので必ずしも上図と同じではない。自分が理解したなり納得したなりを別途図解にした訳だからその部分は自分も免責出来ない。

さて、読みながら図解を直そう。ノソノソと…

追記:改正版図解

こんな感じかなあ?宜しければ、修正要のお気づきのところを教えて下さい。

f:id:dacs:20070617165632p:image

RCCの救済について公式のQ&Aはではこう書かれており、併せて預金保険機構と破綻金融機関、救済金融機関との関係性を図解で示している。

Q I - 4 :金融機関の破綻処理に伴い、RCC及び救済金融機関と預金保険機構との間の資金援助等の仕組みを説明してください。
A I - 4 :通常の一般的な資金援助のケースで説明しますと、金融機関の破綻処理に伴い、預金保険機構は、預金者の預金保護の為、破綻金融機関から営業譲渡(又は事業譲渡)を受ける救済金融機関に対して資金援助(金銭の贈与)を行い、RCCに対しては買取委託契約を締結の上資産買取のための貸付(又は債務保証)を行います。

整理回収機構 <整理回収機構に関するQ&A-QⅠ-4>

6/26追記

 整理回収機構の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に対する約627億円の債権回収問題で、東京地裁が同機構からの強制執行申し立てを認める決定をし、朝鮮総連中央本部(東京都千代田区)の土地・建物など資産を差し押さえる手続きに入ったことが25日、関係者の話で分かった。

 数日で差し押さえ登記が完了するとみられる。今後、ほかの地域の施設を含め、競売に向けた手続きが進むが、競売までには7カ月程度かかるとされる。大使館的機能を持ち、シンボル的拠点となってきた中央本部から直ちに立ち退きを求められることはないが、求心力が弱まってきたとされる総連の活動に一層大きな打撃を与えそうだ。

東京新聞:朝鮮総連本部を差し押さえ 東京地裁が競売開始決定:社会(TOKYO Web)

打撃なのかなあ?別に組織が解体された訳でもないし、疑惑話の方ばかり気にしていると何か見逃しそうだけどね。

6/28追記

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部をめぐり虚偽の所有権移転登記が行われた事件で、東京地検特捜部は28日、代金を支払うつもりがないのに移転登記をし中央本部の土地・建物をだまし取ったとして、詐欺容疑で元公安調査庁長官の弁護士緒方重威容疑者(73)=東京都目黒区=ら3人を逮捕した。

 中央本部の不透明な売買取引は、大物検察OBの逮捕に発展した。特捜部は、朝鮮総連側と中央本部の売買交渉を進めていたと主張してきた緒方容疑者らに資金面での裏付けがなく、代金を支払う意思もなかったと判断した。事件の全容解明を進める。

 ほかに逮捕されたのは、元不動産会社社長満井忠男容疑者(73)=東京都中央区=と、満井容疑者の知人で元銀行員の会社役員河江浩司容疑者(42)=同世田谷区。

東京新聞:緒方元公安庁長官を逮捕 総連本部の土地・建物詐取:社会(TOKYO Web)

さて、小さい方の話は一段落した。

7/18追記

 在日本朝鮮人総連合会中央本部の土地・建物の売却を巡り、東京地検特捜部は17日までに、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)容疑者(73)ら数人を、総連側から4億円余の資金をだまし取ったという新たな詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。特捜部は、緒方元長官が、不動産会社元社長、満井忠男容疑者(73)から総連資金と認識してうち1億円を受け取った疑いが強いと判断。満井元社長の詐欺行為に元長官が関与したとみている模様だ。

 元長官、元社長と元信託銀行員の河江浩司容疑者(42)が、架空の出資話で総連の不動産をだまし取ったという逮捕容疑について、特捜部は、勾留(こうりゅう)期限の18日に詐欺罪で起訴する見通しだ。

 調べによると、元社長は売却の見通しがたったとして、総連側から4月中に計4億8400万円を受け取った。このうち1億5千万円を河江容疑者に、1億円を元長官にそれぞれ渡した疑いが持たれている。

 特捜部は、(1)この時点での売却話は実現可能性が低かった(2)元社長が総連側に「売却のため、中国で運用している資産を引き出すには金がいる」とうそをついていた(3)税金などの諸費用名目で引き出した資金を他に流用していた――ことなどから、元社長が総連資金をだまし取った疑いが強いと判断した模様だ。

 さらに、河江容疑者が「総連資金を受け取ったことを4月下旬に元長官に説明した」と供述し、元社長もそれに沿う供述をしたことから、元長官が詐欺に関与し、資金を受け取ったとみている。

 これに対し、元長官は「総連資金の認識はなかった」と供述し、詐欺への関与を否定している。

asahi.com:緒方元長官ら再逮捕へ 総連の4億円余詐欺容疑 - 社会

*1:打たれ弱いからねえ

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