ちゃんとEULA読んでいますか?-EULA分析ソフトウェアEULAlyzer - 適宜覚書-Fragments

ちゃんとEULA読んでいますか?-EULA分析ソフトウェアEULAlyzer

      2017/03/02

エンドユーザの使用許諾書(EULA)は、大抵のソフトウェアでインストール時に表示される。インストーラの無いタイプでは、添付のReadme.txt等がその機能を兼ねていたり、全く何も無い場合もある。でも、インストーラを使う場合は大抵途中でEULAが挿入される。名前の通り、そのソフトウェアをインストールして使用する事前にエンドユーザが承諾すべき点が記述されている。これが納得出来ない内容かどうかでインストールするかしないかをユーザは選択することが出来る。裏を返せば、インストールした上でEULAの内容は承諾していない、知らなかったという主張をするようなことがあってはならない。それがいかにユーザの権利を制限したり、ユーザの嫌なことであっても「分かっててインストールを進めたんだろうが…」と言われると非はユーザにあるということになる。

しかし、EULAは長いものが多い。小さい画面に小さな文字でダラダラズラズラ書いてある。正直言って目を通すのが苦痛だし面倒だ*1。どうせ大抵は判で押したような定型文で、曰く「このソフトウェアを利用することで何か問題があったりデータが壊れてもメーカは一切関知しない」とか曰く「このソフトウェアを複製したりリコンパイルしたりしないで下さい」とかである。要はメーカを保護するための予防線である。利用者にとってウザいことこの上なく興ざめだ。そういう訳で目も通さずYes-Nextをクリックして進めてしまう。そうして、AdwareやSpywareをユーザ自身が招き入れ、知らない間に情報を抜かれまくったりする訳だ。

エンドユーザの怠慢が問題を招いている訳だが、更に元を正せばEULAをインストーラに差し挟むこと、その内容が煩雑であることに端を発している。EULA自体はメーカの保護、或いはユーザ権利の保護といった観点で必要なものなので無くすことが出来ない。ジレンマである。

前置きがとっても長くなったが、EULAlyzerはこのEULAを分析してくれるソフトウェアだ。EULAのテキストを取り込み、その中で一般的には使われない文字列を抜き出して表示する。その文字列の周辺に目を通せばとりあえず妙なEULAであるか、ありがちな通り一遍の内容のEULAなのかの判別がしやすくなる。ネーミングから自動で異常を判断してレポートにしてくれることを期待したが、そこまでの機能は無い。最終的にはユーザの責務としてやはり目を通して内容の承諾に責任を持たなければいけない。でも、目をつぶってYes-NextするくらいならEULAlyzerで臭い部分だけでも目を通しておくというのも手だ。

とは言え

紹介記事を書くのにインストールを進めながら使ってみたのだが、継続的に使うには難がある。EULAが表示される毎にEULAlyzerを起動するのが面倒だし、その面倒に見合うほどクリティカルな判別結果を得られない。もう少しマシな手段が欲しいなあと思いつつアンインストールしたというのが実情である*2

*1:気の利いたEULAは印刷機能があって紙に印刷して保管することも出来るが、この機能使っている人っているのか?俺は一度も使ったことが無い。

*2:駄目じゃんorz

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