突破宣言という番組を見て - 適宜覚書-Fragments

突破宣言という番組を見て

      2017/03/02

結局家にこもることになったので漫然とテレビをつけた。これというものが無いのでチャンネルを変えていたが、この番組はなかなか面白かった。年齢も立場も様々な人を集め、意見を交えながら前向きな取り組みの実例のレポーティングを挿入するという構成だった。それ自体は別に珍しくないのだが、番組として強いメッセージというか志向性があまり無いところに好感を持てた。上記の公式サイトを見ると「2006年日本はどこに向かうのか?その答えは若者が握っている。さあ、突破しようぜ!」とか異様に暑苦しく胡散臭い言葉が並んでいる。しかし、実際の番組はそういうごり押しではなく淡々としたもので、且つ参加者がそれぞれに自分の考えを出していくものだった。

実例はささやかな内容が多い。バイヤーの話にせよ、日本酒売り込みの話にせよ、BlogやSNSの話にせよ、大成功の話ではない。これから後今と同じように上手く機能し続けると保障のある話でも無い。また、話自体はさほど新規性に富んでいるという訳ではない。しかし、そういうありふれた状況や現状の前向きな話というのは、妄想でもなければ別世界の話でも無く非常に好感を持つことが出来た。

風呂敷を広げた話は楽観であれ悲観であれ、あまり自分には実感が沸かない。想像力で補完したり、自分の時間や生活基盤をチップにかけるというのを出来なくなっている。そういう観点で見た場合でも、元気付けられるコンテンツというのは希少であるように思う。

小学校のblog

番組で取り上げられた中で印西市立大森小学校のこどもブログという試みを知った。5年生は算数クイズや漢字クイズといった固定の内容で、6年生はグループ毎に自由な内容で書いているらしい。学校教育を離れて10数年経った身としては現在の小中学校の現場というのは全く想像出来ない。そもそも意識にすら挙がらない。学校に情報教育の授業が設定され、PCが導入されていることはボンヤリとニュースで聞き流していたが、皆でブログというのは新鮮な印象を受けた。授業としておざなりにやっているものではなく、写真も文章もある程度の量があり、継続され、コメントやTrackbackも結構付けられているようだ。まだ細かく目を通していないが、こういう取り組みが何かしら良い効果を出せると良いなあ。

後、授業の中でコメントに対してどう対処するか運用の考えを意見交換する場面があった。荒しコメントが付いた場合の対処として意見を募ったところ「そういうコメントがつくのは悲しい」「でも、コメント機能は消したくない」「そういうコメントには暫く対応しないで様子を見て対処する」等冷静な反応が続いてビックリした。しっかりしてるなあ…とも、これは仕込みかなあ…とも思ったけれど、座学ではなく実際にやっているということには意味があるように思う。

gooブログを一般アカウントで利用しているようだが、出来ればこれは企業側が学校用に取ってあげると良いように思う。子供が大きくなっても参照出来たり、アーカイブすることで何か価値が生まれるかもしれない。企業側にとってみても社会貢献をアピールするのに良い手段となるのではないかなあ?同業他社から抜きん出るチャンスになりそうな気がする。(はてなダイアリを提案してみたらどうかな?)

企業のblog

三越コミュニティサロン - 食品探検隊 -の「2006新春福袋 菓遊庵(その2)」という記事で、お菓子のメーカを取材して客に定型じゃない情報を提供するという試みが挙げられていた。

これはどうなんだろう?小学校のblogと違って考え込んでしまった。自分はこれまで企業のblogを参照して買い物に行こうとか情報収集しようとしたことが無い。企業ブログの存在は知ってはいるものの、その性格上宣伝がメインだろうし、制約も多いだろうし、片手間だろうから、面白いものは無いと決め付けて近寄ろうともしなかった。

宣伝不足もある。確かに世の中には有名な面白い企業ブログもある。そういうところはハブになるようなところで捉えられPV増の好循環に乗っている。最初からそれは無理にしても少しでも衆目を集める試みを行う必要があるのではないかな…と思った。

ただ、これについては企業ブログがどれだけ機能しているかを全く知らないので実際はもっと上手く回っているのかもしれない。店員のブログだけではなく、お客のレポートを挙げる試みもJapan.internet.com Webビジネス - 三越と NTT データ、Blog を活用した来店促進「感動百貨店レポーター」実証実験として報じられている。

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