席を譲らなかった若者 - 適宜覚書-Fragments

席を譲らなかった若者

   

席を譲らなかった若者という記事が話題になっている。確かに面白い。老人と若者どちらに感情移入するかが明確に別れ、主に若者に共感する人が多いようだ。確かに無礼な老人のサンプルは石を投げれば当たるというくらいあちこちにいる。その一方で「老人を大切にしない若者」という論調がマスコミでよく扱われたりすることもあって元々あった反発が上手く吐き出されているような感じかな。

電車ってのは公衆の足として常日頃使われるものだ。通勤だと否応なしに車両という箱の中で多くの見知らぬ他人と過ごすことになるわけだし、語り始めたらキリが無いネタの宝庫だろう。一般的過ぎて今ひとつネタとして新味に欠けるが一旦琴線に触れるものがあれば今回の記事のように反響は大きい。

俺は若者の言動の是非はあまり興味は無いが、電車ネタで最近気になっているものがある。それは女性専用車両だ。いや、別にそこに突入とか潜入したいとかそういう恐ろしいことを言いたい訳ではない。(冗談じゃない!!罰ゲームでも後生だからそればかりは勘弁願いたいってくらい怖い)大事なのは専用であるということだ。専用というとシャア専用を例に挙げるまでもなく特別扱いという感じで気分が良いかもしれないが、俺の見方は逆だ。行うべきは隔離である。女性なんてケチなこと言っていないで以下の隔離車両を作ることを俺は期待している。

  • 携帯メール隔離車両(メールや通話しなくても、パチッと開くだけで場所取って邪魔)
  • 化粧隔離車両(臭い、まじ臭い。粉飛ばすな。眉毛や睫毛いじるな)
  • 新聞・雑誌購読隔離車両(バサバサするな。場所とるな)

全部迷惑だから1車両に纏めてくれて良い。思う存分そこでやって欲しい。ただ、隔離する以上他の車両で行った時に罰金または量刑に処するようにする。実際、満員電車で身動き出来ないところを携帯メールや化粧、新聞・雑誌購読で場所を確保しようとする馬鹿にはそれくらいのことをしてほしいと普段から感じる。完全禁止出来る訳も無いから同類同士で仲良く隔離されれば、皆が幸せになれるってものじゃないかな?

さて、話戻って女性専用車両だが、国土交通省では3月に入って「女性等に配慮した車両の導入促進に関する協議会」2回行い、トントン拍子で各社導入に向けて予定が組まれた。

殆どがGW明けの5/9から施行である。ちなみに女性と書かれているのは伊達ではない。

各鉄道事業者において今般導入する車両については、女性のほか、小学生以下の男性の単独乗車、身体障害者の男性の単独乗車、身体障害者又はその介助者が男性の場合の乗車は認めることとしている

「女性等に配慮した車両の導入促進に関する協議会」第2回会合の開催結果について:

認めることとしているという弱含みが何とも微妙な表現だ。更にゴニョゴニョ書こうと思っていたらWikipediaにとても詳しい纏めを見つけた。

21世紀初頭辺りから全国的に広まっている鉄道の女性専用車両は、当初からの導入目的として「痴漢防止」を掲げており、これを「性別や人種などを理由とした乗車拒否であるから違法なのではないか」とする議論に対する唯一の論拠としている。しかし、実際の運用では小学生や幼児も含めて全男性の乗車を拒否する例が多く、違法性の強さを指摘する議論もある。

(中略)

女性専用車両が設定されることにより、従来からその車両の位置を使用していた視覚障害者が気づかず乗車し、トラブルとなったケースや、女性障害者の介護を行う男性が同乗できないなどといったケースのトラブルも起こっている。

予想した通り実際の運用ではは吹き飛んでいる。運用の実態はこんなもんだ。しかし、ここで判断を決めるのが難しいのは、そういう運用をするのは鉄道会社のポリシ策定や運用コストに拠るものなのか、非保護対象の女性の意見なのかはよく分からない。穿った見方をすれば「せっかく女性専用で過ごしやすくなったのに何が悲しくてガキや場所取る障害者を入れなくちゃいけないんだ」と自己中心的な欲求から来ているのか…とも思えるが、総意として纏まるような類の意見とも思い難い。

いずれにせよ運用と目的の乖離は出てくるものとは思うが、やるなら無駄にしないで効果を上げて欲しいし、その結果を正しく定点で報告して欲しいと思う。

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